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第6回国際成人教育会議のための国内草の根会議の発足

「第6 回国際成人教育会議のための国内草の根会議」の発足について 

 本年4月、日本ユネスコ国内委員会事務局に本学会常任理事会名で要望書を提出しましたが(詳しくはこちらを参照)、これに対する返答がない中、8月初めに社会教育推進全国協議会より、国内の多様な関係団体・組織・グループ・個人が広く集える会合を民間主導で立ち上げてはどうかという提案がなされました。8月6日に複数の団体の関係者が集まり企画準備会が行われ、その結果、本学会としてもこの「第6回国際成人教育会議のための国内草の根会議」(以下「国内草の根会議」)に呼びかけ団体の1つとして協力することになりました。

 呼びかけ団体は今後増やすことも視野に入れていますが、2008年9月現在、他の呼びかけ団体は社会教育推進全国協議会、日本公民館学会、全国社会教育職員養成研究連絡協議会、シャンティ国際ボランティア会(SVA)、『月刊社会教育』編集委員会、開発教育協会(DEAR)、財団法人ユネスコ・アジア文化センターとなっています。

 国内草の根会議の第1回集会は9月13日に開かれました。CONFINTEA Ⅵについての情報交換・意見交換が行われ、またその席で、ナショナル・レポート※の日本語版ドラフト、および、文部科学省による「成人教育ナショナル・レポートに関する意見交換会」(10月1日開催)の案内が配られました(詳しくはこちらを参照)。国内草の根会議の今後の取り組みについても話し合いが行われ、今後「CSO(=Civil Society Organization)ナショナル・レポート」(民間作成のシャドー・レポート)を作成してゆくことが決まりました。

※成人教育・学習の現状を「政策・法律・財政」「成人の学習・教育の質」「調査研究・革新・優れた実
 践」「成人の識字」「CONFINTEA Ⅵへの期待と成人の学習・教育の将来展望」のテーマにそって各国が
 作成し、ユネスコ生涯学習研究所に提出する報告書。

  次回(第2回)の国内草の根会議は10/25(土)開催の予定です。アジア太平洋地域のCONFINTEA Ⅵ準備会議(10月6−8日にソウルで開催)の報告、CSO(=Civil Society Organization)ナショナル・レポート(民間作成のシャドー・レポート)作成等が議題となります。社会教育・生涯学習・大人の学習/教育に関わりのある団体・組織・グループ等(地方自治体、大学生涯学習センター、環境教育、成人識字・基礎教育、労働組合など)の方であればどなたでも参加出来ます。
 詳しくは、「国内草の根会議」のサイトをご覧下さい。
 第1回集会の内容・配布資料が掲載されているほか、日本政府作成のナショナル・レポートもダウンロードできます。

 なお、国内草の根会議を含め、CONFINTEA Ⅵ関連の最新情報を国際交流情報メーリングリストで配信しています。学会員でメールアドレスをお持ちであればどなたでも登録出来ます。ご希望の方は、こちらからお申し込み下さい。



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