新プロジェクト研究「DX時代の社会教育・生涯学習の課題」運営委員の再募集【第一次:1/11期限】【第二次:3/1期限】
会員各位
11 月 30 日に締め切った新プロジェクト研究運営委員の再募集を行います。募集は、第一次期限(2026年1月11日)と第二次期限(2026年3月1日)の二回とします。本プロジェクトの趣旨を踏まえ、プロジェクト研究への参加を希望する会員は、以下の応募要領をご参照のうえ、学会事務局までご応募ください。応募結果につきましては、改めて研究担当理事より連絡いたします。
募集の概要(追記)
今年度より、新たに「DX 時代の社会教育・生涯学習の課題:「リテラシーの多元性」と成人の学習を考える」をテーマとするプロジェクト研究が立ち上がります。広く会員間に開かれた研究を進めていくために、関心のある会員をプロジェクト運営委員として再募集いたします。 プロジェクト運営委員は、プロジェクト研究の推進に係る6月集会、研究大会における企画準備、公開研究会の開催などの運営を中心的に担っていただきます。委員の選定にあたっては本プロジェクト研究提案者と研究担当理事によって地域、ジェンダー、年齢などのバランスを加味して、理事会に推薦のうえ決定いたします。
新プロジェクトの目指すものと期待する研究領域(追記)
急速に進展する社会のデジタル化の展開は世界共通の課題であり、日本社会においても社会教育・生涯学習領域への影響はもはや避けられない。本プロジェクトでは、DX 時代における社会教育施設・専門職の可能性およびその課題や、国内外の成人教育活動への影響、 東アジアや欧米の成人教育の展開も比較検討していくものである。
再募集の際に期待する会員の研究領域:諸外国の成人教育、識字教育等に関する研究など
【趣旨】
今日、社会のデジタル化は急速に展開しており、多様な側面において社会開発の主要課題となっている。ユネスコは 2000 年代初頭から「リテラシーの多元性(plurality of literacy)」を強調するようになった。その背景としてデジタル社会の到来を考慮するものであり、これまでとは異なる新たなリテラシーの習得とその活用の社会的文脈に着目する必要性をもたらした。多元的リテラシーの土台となっているのはデジタルテクノロジーであり、社会のデジタル化はリテラシー運動や国の政策に大きな影響を与えている。教育活動においても同様であり、例えば、文字の読み書きに困難を抱える人々にとってもデジタル化は市民社会への参画を促し、社会を変革する機会と力をもたらすものである。同時にこのような概念の変遷は、従来型の文字の読み書き学習に限定された「リテラシー(識字)」ではとらえることができない、その限界を指摘するものとしても受け止められよう。
とりわけ、開発途上国では安価なデジタル端末の普及により、急激に社会のデジタル化が進みつつある。デジタル端末を活用し、映像を含むデジタル情報を読み解く能力としてのデジタルリテラシーは「文字の読み書き」としての「識字」という訳語をあてることが困難になりつつある。ユネスコは「リテラシー学習における ICT の利用は、単に初期習得の手段を提供するのではなく、むしろスキルを強化するものであることに留意することが重要」と指摘する。つまり、ICT は識字学習のための単なる手段ではなく、リテラシーの強化そのものである。また、リテラシーと SDGs の関係についても指摘しており、「リテラシーの推進(初期習得、リテラシースキルの強化、新たな領域での活用)は、SDGs アジェンダ全体にわたる取り組みが展開する手段のひとつ」であると述べている。
このことは、デジタルテクノロジーとリテラシーとの関係を考える際には極めて重要なことである。デジタル機器の操作方法を理解することは、リテラシーの本質的な意味であるコミュニケーションへとつながり、社会への参加を可能にする。さらに、ユネスコ教育勧告 2023 は、デジタルリテラシー、メディア情報リテラシー、グローバル・シティズンシップを統合することによって、偽・誤情報が民主主義を侵食する世界的な課題への対応を求めている。既に、バングラデシュやネパールなどの成人の識字率が低いとされる南アジア諸国の識字教育や様々な成人教育の活動において、ICT を活用した多様な学習活動が展開されている。中でも、途上国政府は従来型の紙とペンによるリテラシープログラム(文字の読み書き学習)にとどまらず、「デジタルリテラシー」を高めていくことを政策として実施している。偽・誤情報問題もまた発展途上国ではより一層大きな政治的課題となっている。
今日、デジタルテクノロジーを活用することにより、社会とのつながり、民主主義の下で市民社会への社会参加について学ぶことが求められている。 本プロジェクトでは、デジタルテクノロジーを活用して社会の仕組みや環境を変革していく DX(デジタルトランスフォーメーション)時代における社会教育、生涯学習の課題について、多元的リテラシーの観点から成人の学習のあり方を検討する。
≪応募要領≫
1. メールの表題に「新プロジェクト研究運営委員への応募」と記載してください。
2. 以下の内容についてまとめたWordファイルを添付の上、メールでお送りください。
・氏名(ふりがな)
・所属
・連絡先(メールアドレス)・プロジェクトのテーマに関連する研究あるいは実践の業績(1 点以上についてタイトル、掲載誌、執筆年)
・プロジェクトのテーマに関連する研究関心(400 字程度)
3. 応募締め切り
第一次 2026 年1月11日(日)必着
第二次 2026 年3月 1日(日)必着
4. 結果の通知
第一次 2026 年1月 28日(水)までに通知します。
第二次 2026 年3月 25日(水)までに通知します。
5. 応募先 日本社会教育学会事務局 jssace.office@gmail.com
<事務局員の勤務について>
冬休み期間:2025年12月25日(木)仕事納め~2026年1月5日(月)仕事始めのため、その間対応が遅くなりますことご了承ください。
事務局は事務局は事務局は祝祭日を除く(月)・(木) 10:00~16:00 リモートワークのため、電話受付はしておりません。お問合せ等はメールにてご連絡ください。
【事務局メール: jssace.office@gmail.com】
ご不便をお掛けいたしますが何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【会費振込先】今年度(2026年度)が2025年9月から始まっています。会費納入状況は各自個人画面で確認の上、会費未納分と今年度分の会費の振込みをお願いいたします。尚、2026年度会費減額申請は受付終了しています。2027年度については2026年7/1(水)~2027年8/15(土)です。減額希望の会員は期間内に<会費減額申請システム>から申請し、承認の連絡が来次第、会費の納入をしてください。(10月開催予定の理事会で承認後ご連絡いたします。)
ゆうちょ銀行 振替口座 00150-1-87773
他金融機関からの振込用口座番号:〇一九(ゼロイチキュウ)店(019) 当座0087773
*口座振替ご希望の方 個人ページにアクセスした後、下方<会則・文書等>にあります「預金口座振替依頼書」に必要事項を入力後プリントアウトし、押印したものを学会事務局までご郵送ください。今年度(2026年度)は2025年10月15日必着で〆切りました。
*領収書が必要な方 会費等の領収書が必要な方は、メールにて領収書の宛名・送付先をお知らせください。
◎会員の方は各自、登録メールアドレスの確認をお願いいたします。
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〒189-0012
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(◎を@に変えてください)
(祝祭日除く月・木曜日 10:30-16:30 リモートワーク中)
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