プロジェクト研究

新プロジェクト研究メンバーの募集

会員各位

 

 今年度より、新たに2つのプロジェクト研究が立ち上がります。広く会員間に開かれた研究を進めていくために、関心のある会員をプロジェクトメンバーとして公募いたします。メンバーの選定にあたっては地域、ジェンダー、年齢などのバランスを加味して判断いたします。

 各プロジェクトの趣旨を踏まえ、プロジェクト研究への参加を希望する会員は、応募要領をご参照のうえ学会事務局までご応募ください。応募結果につきましては、改めて研究担当理事より連絡いたします。
 
●メンバーを公募するプロジェクト研究の趣旨
 
1.社会教育士の可能性と課題

【趣旨】

 2020年度より社会教育主事の資格に関わり、「社会教育士」の称号付与という新しい状況が生まれました。それに伴い、これまでにない様々な課題が生じているのではないでしょうか。独自の役割を持ち、その高度化を求められる社会教育主事の研究、社会教育実習の組織化と授業実践研究、新しい職域において求められる社会教育士の機能、それらの評価、そして、実践の現場と大学の関係に共同研究組織を構築することに早急に着手しなければなりません。このテーマ関心をお持ちの職員の方、若手研究者の方の積極的な応募を期待します。

 

2.SDGsと社会教育・生涯学習-持続可能な地域と学びづくり-

【趣旨】

 本プロジェクト研究は,2011〜2013年度の日本社会教育学会プロジェクト研究「社会教育としてのESD」の研究成果と課題を引き継いで行われるものです。2016年の国連サミットで採択された,SDGs(持続可能な開発目標)の「誰一人取り残さない」世界の実現という理念の実現を阻む社会的・教育的な障壁を明らかにし,これを乗り越えるための包括的な教育体制や,変革的な教育プロセスを示すことを目標としています。
 具体的には,(1)環境教育・開発教育・高等教育分野,まちづくり・医療・福祉分野等,関連する研究領域の知見の整理と研究課題の明確化、(2)市民のエンパワーメントや市民社会組織の育成に関する,国際的な政策や実践動向の把握,③国内のESDやSDGsに関わる先進事例の分析,などを進めていく予定です。

 


≪応募要領≫
1.メールの表題に「社会教育学会PJ研究メンバー応募」と記載のこと
2.以下の内容について、メールの本文またはワードファイル(A4で1枚以内)添付でお送りください。
 ・応募するプロジェクト名
 ・氏名(ふりがな)
 ・所属
 ・連絡先(メールアドレス)
 ・プロジェクトのテーマに関連する研究業績(1点以上についてタイトル、掲載誌、執筆年)
 ・プロジェクトのテーマに関連する研究関心(400字程度)
3.応募締め切り  2019年12月1日(日)(必着)
4.結果の通知   2019年12月13日(金)までに通知します。
5.応募先 日本社会教育学会事務局 jssace.office@gmail.com
 
研究担当理事