若手会員支援
「教育課程調査カード(仮)」開発のための第二回研究会ご案内
日本社会教育学会 会員各位
日本社会教育学会 会員自主企画
「教育課程編成への市民参加を企図した地域学習支援システム構築のための『教育課程調査カード(仮)』の開発」
第二回研究会のご案内
公立の小中学校の教育課程は、これまで各学校の教員組織が作成し、その情報の一部はウ ェブサイトなどで公開されてきたものの基本的には学校内部の情報として管理されてきた。 学校と地域社会は離れては存在しえないものである。ゆえに教育課程は、地域社会の実態を 分析して把握し、地域の教育資源や学習環境の実態を考慮して計画されるものであり、このような教育課程編成の歴史が「教育課程史」である。
「社会に開かれた教育課程」という言説が学習指導要領に登場し、市民が学校の教育課程編成にこれまで以上に参画することが求められている。しかし、現状では学校教育課程に関する諸情報については学校にも保管義務のある最低限のものしか蓄積されていないことが多く、ましてや市民が学校の教育課程史を知る方法は現状ではほぼ皆無であるため、連携した実践は思うように行われず、学校教育と社会教育の場は、つながりのない状況となっている。
本企画では、まず、学校と地域の協働に関わる人々が学校で行われていることについて学びを深めていくきっかけとするために、学校の教育課程を市民がわかりやすく把握する「教育課程調査カード(仮)」を開発し、市民が学校の教育課程史を記録することで、教育課程編成に参加することの一助となる地域学習支援システムを構築したい。本企画第一回では、北海道下川町のNPO 法人「森の生活」の代表である麻生翼さんを講師で招き、下川町で協働の事業が成立し、学校の教育課程にどのように参画し、各学校で教育課程に基づいた授業ができるまでの話を聞くことで、「教育課程調査カード(仮)」開発のヒントを得ることができた。そこで、第二回では鳥取大学の石山雄貴さんより「決算カード」を活用した財政分析の基本と財政分析する際のポイントを教えていただき、「教育課程調査カード(仮)」作成方法についての一助としたい。そして、第3 回(3月17日予定)では、ワークショップ「教育課程調査カード項目アイデアづくり」を行いたいと計画している。
日時:第二回研究会 2024年2月17日(土)14:00ー17:00(予定)
場所:鳥取大学 (現地またはオンライン)
※詳細は、後日参加者へ連絡いたします。
参加申込:2月15日(水)までに、申し込フォームから送信してください。
https://forms.gle/xU7Ao4ZCQeuhzuMZ6
※参加のための情報を前日までにお送りします。
企画者: 板倉浩幸(相模原市立津久井中央小学校/東京農工大学大学院)、 高橋 彬(東京都立園芸高等学校)、山本 理(株式会社 Learning City)、岡 健吾(北翔大学教育文化学部)、 田中住幸(札幌大谷大学短期大学部)、 佐藤健治(東京都立工芸高等学校)、降旗信一(東京農工大学)
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