学会関連ニュース

2021年8月の記事一覧

日本学術会議からのお知らせ

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【開催案内】公開シンポジウム
  「コロナ禍における社会の分断:ジェンダー格差に着目して」
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【日時】 2021年9月19日(日) 13:30~17:00

【場所】オンライン

【主催】日本学術会議社会学委員会ジェンダー研究分科会、経済学委員会、政治学委員会、社会学委員会・経済学委員会合同包摂的社会政策に関する多角的検討分科会

【共催】なし

【後援】東京大学現代日本研究センター

【参加費】無料

【定員】3,000名

【開催趣旨】

  コロナ禍は、全地球を巻き込んだ社会リスクである。ただ、個々人が実際に受けるリスクの中身や程度は、ジェンダー、年齢、国籍・人種といった属性によって大きく異なる。日本においては特にジェンダー格差が大きいこともあり、女性や女の子たちへの影響が深刻であるとみなすべきデータがある。すなわちコロナ禍は、これまで長きにわたって存在したジェンダー格差を露呈させた。これについて、学術として何ができるか、何をなすべきかを議論する場として本シンポジウムを企画した。具体的には、これまで解決、解消されてこなかった日本の深刻なジェンダー格差について、コロナ禍の現在でこそ原因と解決の糸口までを視野にいれ、検討を試みる。
  いま世界が直面する危機的状況にあって、学術に何ができるのか、学術として何をなすべきなのか。経済学、社会学、政治学等の社会科学の観点から、学術における政策議論の意味を探りたい。ここで特に強調したいポイントは、政策立案に直結する研究のみならず、学術としての実証研究、実験研究の蓄積があってこそ、効果やインパクトがえられる政策に結びつくという、学術の総合的な役割である。複数の専門分野から、実証データも取り入れながら多角的な議論を展開していく。

 

【次第】 http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/314-s-0919.html

【事前申し込み】要

  https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_tFRggedDShGtwMPtxadRfA

【問合せ先】

  東京大学現代日本研究センター事務局

  E-mail:contact(a)tcjs.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。

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日本学術会議からのお知らせ(2件)

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【開催案内】公開シンポジウム「食を通して全ての人に健康を」

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【日時】2021年9月14日(火)13:30~16:20

【場所】オンライン開催

【主催】日本学術会議 農学委員会・食料科学委員会合同 農芸化学分科会

【後援】日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食品科学工学会、日本フードファクター学会

【参加費】無料

【定員】1000名

【開催趣旨】

日本では、食品の機能性という概念が1980年代に世界に先駆けて誕生し、食品の機能性研究が精力的に行われてきました。多くの研究成果が特定保健用食品の形で消費者に提供されるようになり、食品の研究が生活習慣病予防に貢献する道筋を築いてきたといえます。一方、食と健康に関する情報の正しい理解の不足、メタボリックシンドロームに加えてロコモティブシンドロームへの対応など、食品の分野には解決しなくてはならない課題がまだ数多く残されています。また、運動や腸内細菌などが健康に影響をおよぼすという新たな科学的知見が蓄積され、食と健康をめぐる研究には既存の研究領域を超えた新たな連携が求められるようになってきました。さまざまな課題の解決に向けてビックデータやAIの利用が始まりつつあり、食と健康の研究は新たなフェーズを迎えつつあります。本シンポジウムでは、食と健康に関する課題について考えると共に、未来の研究を展望する機会となるよう、幅広い分野の研究者からご講演いただきます。

【次第】 http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/314-s-0914.html

【事前申し込み】要

  以下のURLからお申し込みください。

  https://forms.gle/Em7xBnyUVinbWY7r7

【問合せ先】

  E-mail: SCJ25.Symposium(a)gmail.com

※ (a)を@にしてお送りください。


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【開催案内】公開シンポジウム「歴史認識と植民地責任」

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【日時】2021年9月18日(土)14:00~17:00

【場所】オンライン開催

【主催】日本学術会議史学委員会アジア研究・対アジア関係に関する分科会

【協力】科研費基盤研究(B)20H01463 中国の世界秩序観の歴史的変遷と現在

【参加費】無料

【定員】300人

【開催趣旨】

「歴史認識」問題は長年アジア地域が抱える懸案であると共に、グローバル化に伴って交流・一体化が進む現代の世界の諸地域において一様に顕在化しつつある課題でもあります。本シンポジウムでは戦争責任および近年提起されている「植民地責任」という概念を手がかりに、近現代のアジアと日本の歴史的経験を検証すると共に、「記憶」や、歴史認識・歴史意識の形成というテーマが持つ普遍性、グローバルな広がりに着目し、世界史的視野からの分析を試みます。学術的知見を活かして多角的検討を行なうことを通じ、問題の本質に迫ると共に未来への展望を探ります。

【次第】 http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/314-s-0918.html

【事前申込み】要 

 参加希望者は氏名、所属機関等(任意)を記載の上、メールで以下までお申し込みください。後日、接続用URLをお送り致します。(ご案内は8月20日以降となる見込みです)

  E-mail:asiascj20210918(a)gmail.com

  ※(a)を@にしてお送りください.

【問合せ先】

  E-mail:asiascj20210918(a)gmail.com

  ※(a)を@にしてお送りください。

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日本学術会議からのお知らせ

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【開催案内】日本学術会議 近畿地区会議主催学術講演会
  「カーボンニュートラル:2050年までに何をすべきか」の開催について
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【日時】2021/9/20(月・祝)13:00~17:00

【場所】京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール

      +オンライン配信併用

【主催】日本学術会議近畿地区会議、京都大学

【後援】公益財団法人日本学術協力財団

【開催趣旨】

  カーボンニュートラルは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること
である。ここで、「排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする
温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いた、実質ゼロを
意味する。カーボンニュートラルの2050年実現にむけて、政府や関係省庁は、
電化の促進、電源の脱炭素化、再生可能エネルギーの最大限の導入、地域での
再エネ倍増に向けた取組など、さまざまな技術の社会実装施策を打ち出してい
る。
  今回の学術講演会では、こうした新たな技術の発展のなかで、科学者と市民、
自治体、産業界がどのように取り組んでいけるのか、対話を深めたいと考える。
特に、関西では、万博を控えて、未来をリードすべく、さまざまなステークホ
ルダー、あらゆる世代の議論にしていきたい。

【次第】

   http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/313-s-0920.html

【参加費】無料

【要・事前申し込み】

  以下のURLからお申し込みください。(締切:9月15日(水))

   https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0123.html

  ※申込みフォームは対面・オンライン参加共通です。

【問合せ先】

  日本学術会議近畿地区会議事務局(京都大学研究推進部研究推進課内) 

   電話:075-753-2270  

   E-mail:kensui.soumu(a)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

    (a)を@に変更してください。

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