学会関連ニュース

2023年5月の記事一覧

日本学術会議からのお知らせ

日本社会教育学会 関係各位

 

日本学術会議から下記の研究会の案内を頂きましたので、転送します。

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【開催案内】公開研究会「デモクラシーの揺らぎと〈法の支配〉」
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【主催】日本学術会議政治学委員会比較政治分科会、日本比較政治学会
【日時】2023年6月17日(土)15:30~17:30
【場所】山梨大学甲府キャンパスY号館
【参加費】 無料
【事前申込み】不要 
【開催趣旨】政治学者のあいだでデモクラシーの揺らぎ、危機、後退が深刻な憂慮をもって
議論されるようになって久しい。実際、さまざまな研究調査機関が公表している指標からも
明らかなとおり、自由民主主義の危機は現実のものとなっている。問題となっている多くの
国では、定期的な選挙実施や憲法に規定された手続きなど、デモクラシーのルールは形式的
には維持されているものの、選挙に勝利を収めた与党に主導されるかたちでその本来的な機
能や意味が大きく失われてしまっている。いわゆる先進民主主義国もそういった危機から決
して無縁ではないことは、米国におけるトランプ時代の例がよく示している。
こうした近年の「デモクラシーの危機」において、一つの大きな焦点を成しているのは、
一般に自由民主主義の本質的構成要素とされる「法の支配」あるいは法治国家原則である。
たとえば、米国では「デモクラシーの危機」が司法の政治化と手を携えつつ展開を見せてい
るし、デモクラシーと法治国家を政治原則として明確に謳っているEUの加盟国であるポーラ
ンドとハンガリーにおいて法治国家の融解がすでに大きく進み、問題化している。
この公開研究会は、民主主義の後退がこの間指摘されている中東欧、米国、そして中南米
の専門家から、それぞれの国・地域におけるデモクラシーの揺らぎと「法の支配」のあり様
についての報告を受け、「デモクラシーの揺らぎ」がいかに起きるのか、そこではどのよう
な兆候が見られるのか、これに対して何をなすべきかというアクチュアルかつ比較政治学に
おいてもきわめて重要な問題について、「法の支配」とデモクラシーの関係から議論を深め
ようとするものである。

【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2023/340-s-0617.html
【問い合わせ先】大阪公立大学・野田昌吾
        メールアドレス: noda◎omu.ac.jp ※◎を@に変更

 

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京都大学における教員公募(生涯教育学(社会教育学)分野)

京都大学にて、下記の通り教員公募を行っております。

 

募集分野:生涯教育学(社会教育学)分野

職種:准教授または講師

応募締切:2023(令和5)年6月19日(月)必着

採用予定日:2024(令和6)年4月1日

※詳細は下記のリンク先から募集要項をご確認ください。

https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/acceptance_teacher/2023-04/20230619_1410-1dad37e34e3381349eb35ee1d665e498.pdf

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