国際交流案内

国際交流活動のご案内

国際交流委員会の開催のお知らせ

六月集会開催に際して、6月6日(土)の11時から昼過ぎまで、国際交流委員会の活動方針も含め学会の国際交流全体の方向について意見交換をしたいと思いますので、ご関心のある会員は是非とも参加してください。なお会場は未定ですので、決まり次第このHPにてお知らせします。

ICAE情報:世界教育フォーラムのご案内

本学会が会員になっている国際成人教育協議会(ICAE)から、5月中旬に韓国にて国際会議(世界教育フォーラム/別添PDFの最終ページ)が開催される旨の連絡がありました。
教育行政関係者はもとより、多くの研究者や市民団体等が一堂に会する大きな会議ですので、お知らせいたします。
参加を希望される場合には、直接お申し込み(またはお問い合わせ)をお願いします。
483.pdf

第6回日韓学術交流研究大会の原稿集

  2014年11月29−30日、日本社会教育学会・韓国平生教育学会共催の第6回日韓学術交流研究大会が東北大学で成功裏に行われました。この場を借りて、研究大会にご参加いただいた両国の皆様と、会場及び大会進行のためにご尽力いただいた東北大学の皆様に深く御礼を申し上げます。
 今回のテーマは「地域づくりと社会教育」で大変貴重なご報告と有意義な議論が多く行われました。その内容を少しでも学会員の皆様にも共有していただきたく、日本語版のみですが、研究大会の原稿集『2014社会教育・平生教育研究〜地域づくりと社会教育〜』を公開いたします。

20141129seminar.pdf

第6回日韓学術交流研究大会のご案内(詳細)

第6回日韓学術交流研究大会のプログラムや参加費等の詳細が決まりました。
詳細は、添付ファイルをご参照ください。

POSTER.png

11月30日の宿泊を希望される方は、11月7日(金)までに下記の連絡先まで
申し込んでください。

何かご不明な点ありましたら、お気軽にご連絡ください。

<連絡先>
国際交流担当理事・李正連(メールアドレス:jssace_intl@yahoo.co.jp


 

第6回日韓学術交流研究大会のご案内

 日本社会教育学会は、韓国平生教育学会との共催による第6回日韓学術交流研究大会の開催を以下のように予定しています。


(1)開催趣旨
 日本社会教育学会と韓国平生教育学会が2010年秋に締結した「学術交流協定」にもとづき、両学会の学術交流をさらに発展させる取り組みとして、「学術交流研究大会」を毎年、日韓交互に開催することとなりました。
 今年度は日本で第6回研究大会を開催し、韓国平生教育学会の会員が来日することになっています。多数のご参加をお待ちしています。

(2)日 程: 2014年11月29日(土)〜12月1日(月)

(3)開催地: 東北大学教育学部 (川内南キャンパス)

(4)テーマ: 「地域づくりと社会教育」

(5)プログラム(韓国語・日本語の通訳があります)
 ・11月29日(土)第1日終日: 日韓報告
 ・11月30日(日)第2日午前: 若手報告
 ・12月1日(月)第3日終日 : 被災地訪問

 詳細なプログラムや参加申し込み等については、学会ホームページ及び国際交流情報メーリングリストにて、順次お知らせします。


<お問い合わせ先>
国際交流担当理事・李正連(メールアドレス:jssace_intl@yahoo.co.jp

第6回日韓学術交流研究大会における若手報告枠の公募案内

 日韓学術交流研究大会では、大学院生ほか若手研究者の皆さまにむけた研究発表枠を設けています。
 研究発表を希望される方は、以下の要領をご確認になり、必要事項を明記の上、期日までにお申し込みください。

(1)大会期日
 2014年11月29日(土)~30日(日)  
 ※若手報告は30日(日)午前の予定


(2)割当時間
 1枠30分(発表時間10分、通訳時間10分、質疑応答10分)
 ※個人研究発表・共同研究発表の場合も1枠として取り扱わせていただきます。
 ※発表には通訳がつきます。


(3)申込資格
 日本社会教育学会会員


(4)発表内容
 自由。ただし、未発表でオリジナルなものに限ります。


(5)申込方法・期日
 ①氏名、②所属、③連絡先(確実に連絡のとれるもの)、④報告タイトル(仮題で可)、
 ⑤報告要旨(100字程度)を明記のうえ、9月26日(金)(厳守)までに、国際交流担当
 理事・李正連(メールアドレス:jssace_intl@yahoo.co.jp)まで送信ください。
 ※共同研究発表の場合は、①②を全員分明記のうえ、代表者がお申込みください。


(6)原稿〆切
 発表が決定した方は、10月19日(日)(厳守)までに、4,000字の発表原稿をご提出ください。

 その他、ご不明な点は、国際交流担当(メールアドレス:jssace_intl@yahoo.co.jp
までお問い合わせください。

第6回日韓学術交流研究大会における若手報告枠の公募について.pdf

国際研究集会の報告

 平成26年2月16日(日)、17日(月)にミヒャエル・ヴェント(Michael Wendt)氏 (ドイツ、ハンブルク市アルトナ区オッテンゼン地区文化センター《モッテ》所長)を招いて、国際研究集会が開催された。各日の概要は次のとおりである。

<国際研究集会①>
日時:平成26年2月16日(日) 
場所:東京外国語大学 さくらホール 15時~17時
モデレーター:谷和明会員(東京外国語大学)、コメンテーター:高橋満会長(東北大学)

<プログラム内容>
《モッテ》とともにアルトナ区で活動する市民運動団体が制作した映画『我々の共同抵抗』を鑑賞し、参加者で研究協議を行う。参考資料:『我々の共同抵抗(Unser Gemeinsamer Widerstand)』  

https://drive.google.com/file/d/0Byc_MbrPnC_5MzdKWG96c3AzR0U/edit?usp=sharing

<概要>
 谷会員より説明を受けながら、記録映画『我々の共同抵抗』を鑑賞。本作品は、多くの記録映像を渉猟・編集して1970年代以降の反原発運動の全体像を伝える最新のドキュメンタリーである。
 このドキュメンタリーを通じて、Wendt氏が一番伝えたいことは、「映画では、いろんな抵抗の形態が紹介されていたが、それにより、いろいろな成果が生み出されてきたことを理解していただきたい。もちろん、暴力的なこと、サボタージュ的なこと、経済的な搾取などいろいろあるが、市民による抵抗活動がその後に大きく影響したことを理解してもらいたい。補足するがモッテはハンブルグ市の文化センターであり、直接的に反原発運動に関わってはいない。しかし、反原発活動のグループにモッテの施設利用を提供している。それも、後方支援のひとつであると思う」とのことである。
 髙橋会長からは、現在の日本と市民運動が継続されていくドイツとの違いに触れつつ、利益を得る地域と原発を抱える地域の利益とは同じ構造ではないということについて改めて指摘があり、また、本日の記録映像を通じて様々なことを考えることになり、日本の社会、歴史のあり方を考える学習の機会となったとのコメントがあった。
 当日は、関東では記録的な大雪となり、交通機関にも影響が出るほどであった。参加者は15名(学会会員は6名)と少なかったが、質疑応答の際は、日本とドイツにおける市民による社会運動の比較などにも議論が及び、活発に意見交換がなされ、有意義な研究集会となった。


<国際研究集会②>
日時:2月17日(月)13時30分~16時30分
場所:首都大学東京(南大沢キャンパス)1号館105番教室

<プログラム内容>
1.Wendt氏による講演 「市民運動の持続性の基礎としてのネットワーク:ドイツに
   おける社会文化センターと反原発運動を事例として」
2.日本からの報告:千葉悦子 会員(福島大学)
  モデレーター:田中雅文 副会長(日本女子大学)
  通訳:谷和明 会員(東京外国語大学)、高雄綾子 会員(フェリス女学院大学)

<概要>
 はじめに、Wendt氏により、モッテ文化センターの活動紹介が行われた。同センターは12の工房に分かれて活動が行われており、それぞれの活動がモッテのネットワークになっている。(モッテ文化センターについては、 http://www.diemotte.de/ を参照。)具体的には、青少年の交流プログラム、演劇活動、木工細工制作、障害を持った子どもたちによる音楽活動の他、メディア活動(Radio Play Program)も学校の教育活動として取り組まれており、子どもたちはこれらの活動を通じて、自分たちの抱えている問題を表現し、理解していくことが目指されている。また、かつてのドイツ軍の施設やナチスの強制収容所などの負の遺産である歴史施設の跡地にて、青少年の交流活動(Sound in The Silence)が行われている。近年、移民が急増していることから、ドイツに暮らす若者がどのようにドイツ国内の歴史を継承していくのかが課題となっているからであるという。これらのモッテの活動から、市民社会における社会基盤の一部としての社会文化センターの役割、存在価値等について報告があった。(Wendt氏報告資料参照 ヴェント氏報告邦訳.pdf
 続いて、千葉会員からは昨年9月の国際シンポジウムでの報告をもとに、その後の経過報告として、福島の現状について報告があった。(千葉会員報告資料参照 千葉先生報告資料.pdf
 震災から3年を迎えるなかで問題となっていることは、何よりも避難生活の長期化であるという。避難した5人に一人は子どもであり、母子避難のケースが多い。政府は「戻すこと」を考えているが、ライフラインが未整備のうえ、除染も進んでいないため、被災者は混乱しているのが現状である。しかし、多様な被災者の取り組みに、私たちは注目する必要があるとし、村をあきらめない人々の共同実践について事例報告があった。具体的には、飯館村のように、住民の命を守ってきたのは、地元の自治体であるということ。行政の不信感が募る日々が続くが、村民集会を開催し、村民の声を束ねる住民組織、若い世代が立ち上がったことは意味がある。「までい(心をこめて、丁寧に)の村」として、人々による数々の自主的な活動が育まれてきていることに違いはないとする報告であった。
 両氏からの報告後の質疑応答では、住民が共に語り合える機会をいかに築いていくかについて、問題提起を含めた議論が交わされた。(参加者18名)

本報告をPDFで読みたい方は、日本社会教育学会国際研究集会.pdf

ミヒャエル・ヴェント氏を招いての研究集会のお知らせ

*ミヒャエル・ヴェント(Michael Wendt)氏 
(ハンブルク市アルトナ区オッテンゼン地区文化センター《モッテ》所長)

第一回目
日時: 2月16日(日)15時~17時30分
場所: 東京外国語大学(府中キャンパス)留学生日本語教育センター1階さくらホール
    〒183-8534  東京都府中市朝日町3-11-1 
    交通アクセス   
    
留学生日本語教育センター棟

<プログラム内容>
 《モッテ》とともにアルトナ区で活動する市民運動団体が制作した映画『我々の共同抵抗』を鑑賞し、参加者で研究協議を行う。本作品は、多くの記録映像を渉猟・編集して1970年代以降の反原発運動の全体像を伝える最新のドキュメンタリーである。
    モデレーター : 谷和明会員(東京外国語大学)
    コメンテーター: 高橋満会員(東北大学)
    *終了後、Wendt氏を囲んでの夕食会を予定。


第二回目
日時:2月17日(月)13時30分~16時30分
場所:首都大学東京(南大沢キャンパス)1号館110番教室
   〒192-0397  東京都八王子市南大沢1-1 
   

<プログラム内容>
   1.Wendt氏による講演
     (昨年9月の国際シンポジウムにて予定されていた内容を予定)   
   2.日本からの報告と討論
      モデレーター:田中雅文会員(日本女子大学)
        報告者   :千葉悦子会員(福島大学)
 
通訳(両日とも) :谷和明会員(東京外国語大学)、高尾綾子会員(フェリス女学院大学)
参加費(両日とも):無料


(問い合わせ先) 国際交流担当理事:笹井 宏益 e-mail:
sasaiあっとnier.go.jp
           国際交流担当幹事:長岡 智寿子 e-mail:chizuko.k.nあっとgmail.com

Wendt氏との研究集会.pdf

出張・旅行 第5回日韓学術交流研究大会のご案内

第5回日韓学術交流研究大会のご案内

 

 日本社会教育学会と韓国平生教育学会による、
 第5回日韓学術交流研究大会をつぎのとおり開催いたします。

(1)開催概要
 日程:
201310月18日(金)-19日(土)

 会場:チェチョン・レイクサイド・ホテル&リゾート (韓国・忠清北道堤川市)
 

 テーマ:韓国と日本の生涯教育における領域別の、地域での、
                そして国レベルでのガバナンス・システムについて

 主催:日本社会教育学会、韓国平生教育学会
 参加費:無料

(2)プログラム
 10月18日(金)
  
13:00-13:40 開会

 ①韓国と日本の生涯教育ガバナンスにおける国と地方の関係
  13:40-14:40 報告者:チェ・ドンミン(韓国平生教育学会会長)
  14:40-15:00 報告者:荒井容子(法政大学)
  15:00-15:40 コメンター:石井山竜平(東北大学)、OH Hyuk Jin(東義大学校)

  15:40-16:00 休憩

 ②NPOのガバナンスと成人生涯教育の役割:韓国と日本の比較
  16:00-16:40 報告者:高橋満(東北大学)、カン・デジュン(ソウル大学校)

    
 ③高齢者のための教育のガバナンス:教育行政の一部か福祉行政の一部か?
  16:40-17:20 報告者:堀薫夫(大阪教育大学)、チェ・イルソン(キョンヒ大学校)


 10月19日(土)
  
10:00- 若手研究者セッション

 

(3)会場アクセス・宿泊

 ・空港から堤川市まで : リムジンバス(所用時間、約3時間)
   仁川(インチョン)空港から 9:30、13:30、15:30、19:30発(24,600ウォン)
    (所要時間、約3時間)
   金浦(キンポ)空港から 10:00、14:00、16:00、20:00発(18,000ウォン)
    (所要時間、約2時間半)
 ・堤川市からホテルまで : 現地での送迎を計画中
   タクシー利用の場合 17,000ウォン
 ・宿泊地および料金 : チェチョン・レイクサイド・ホテル&リゾート
   80,000ウォン/泊(ツイン)

(4)参加申込
  
参加を希望される方は、
  ①氏名(ローマ字表記も)、②所属(英語表記も)、③往復の利用航空便名(航空名)
     ④宿泊(ホテル名・宿泊予定日) を明記のうえ、9月29日(日)までに
  国際交流担当(メールアドレス:jssace_intl@yahoo.co.jp)宛までお申込みください。
  ※④については、チェチョン・レイクサイド・ホテル&リゾートを推奨いたします。
  ツイン利用の場合は同室者名、その他のホテル利用の場合はその旨明記ください。