学会事務局より

2011年3月の記事一覧

「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会

若手萌芽研究助成
「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会

 のご案内をUPいたしました。
◎日本社会教育学会 若手萌芽研究助成 
「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会のお知らせ

研究会を以下の要領で開催します。
関心を持つ大勢の学会員の参加を期待いたします。


報告:
桔川純子(日本希望製作所)
「韓国の社会的企業と貧困女性への支援」

常葉-布施美穂(東洋英和女学院大学(非常勤))
「『移住女性が切り拓くエンパワメントの道』を読む:米国のコンシャスネス・レイジングおよび日本の共同学習実践における学習支援との比較の視点から」

野依智子(独立行政法人国立女性教育会館)
「女性の地域活動と経済的自立に関する調査報告」
 
日時:2011年3月18日(金)13時~19日(土)12時
*詳しいスケジュールは、参加ご希望の方に別途ご連絡いたします。
 
場所:独立行政法人 国立女性教育会館(〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728)
*18,19日の2日間にわたってのご参加も歓迎いたします。ご宿泊(1泊シングル1名2,400円、朝食代700円)が必要な方は、3月16日(水)までに下記のお問い合わせ先:河野までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
 
参加費:無料

研究会概要:
 本研究会メンバーは、「社会教育と女性」への関心を基底として毎年ゆるやかなテーマを設定し、日本社会教育学会大会ラウンドテーブルでの研究と会員の交流を継続してきた。2010年度は本学会の若手萌芽研究助成を受け、これまでの経過を踏まえつつ、1)現実社会における貧困問題、「女性と貧困」問題への問題解決が依然として課題であること、2)現代の貧困問題を社会教育の視点からとらえた研究が手薄であり、「当事者」のエンパワメントや、「当事者」と「支援者」との関係性、「支援」と「社会運動」との関係性などに関する教育学の視点からの研究が求められていること、3)貧困問題において女性・ジェンダーの視点からの問題提起が不可欠であること、の3つの問題関心を有する本学会の学会員同士が集まり、各自の研究を報告しあい、議論・研究交流を行っている。
具体的には、これまで日本社会教育学会6月集会(2010年6月5日、於法政大学)および日本社会教育学会第57回研究大会(2010年9月20日、於神戸大学)でのラウンドテーブルの開催や、第1回、第2回研究会(2010年8月24日、2011年2月17日、於東京ボランティア・市民活動センター)を行ってきた。今回の第3回研究会では、上記の3つの報告を中心に、「女性と貧困」に関する社会教育研究の最新動向と可能性について考えていきたい。

 
問い合わせ:河野明日香(筑波大学)

日本社会教育学会 若手萌芽研究助成「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」
研究代表者:辻 智子
共同研究者:常葉‐布施美穂、藤田美佳、野依智子、亀口まか、河野明日香

「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」

若手萌芽研究助成
「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」研究会
「子ども・若者の生きづらさとインターネット
   ―リアルな世界とのつながりなしに人は生きられるか―」
のご案内をUPいたしました。


◎日本社会教育学会 若手萌芽研究助成 
「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」研究会のお知らせ

研究会を以下の要領で開催します。
関心を持つ大勢の学会員の参加を期待いたします。


◇「子ども・若者の生きづらさとインターネット
       ―リアルな世界とのつながりなしに人は生きられるか―」
報告:渋井哲也氏
日時:2011年3月11日(金)17:00-20:00ごろ
場所:駒澤大学 駒沢キャンパス7号館2階201教室
 東急田園都市線 駒澤大学駅
参加費:無料
概要:
 インターネット・ケータイサイトでの取材をされてきた渋井氏にサイトの事例をお話いただき、その可能性・効果やバーチャルな世界の限界性の有無についてせまってゆく。
 当日は、行きづらさを感じる若者に対して、その生きづらさを緩和させる手立てとして今後どのようなものがあると考えられるか、リアルな世界に足場をもたない生き方は可能かなどの問いをたてながら、インターネットサイトにおける若者の「居場所」を考えてゆく。

問い合わせ:阿比留久美(横浜国立大学)