学会事務局より

最新情報

六月集会のご案内


2012
年度六月集会は、62()、3() 日本体育大学で開催されます。


  *地区集会


○北海道・東北地区

   

     6月16日(土)・17日(日) 13:00~17:00 東北大学

○東海地区

   623()13:3017:00 福井大学


○関西地区

   623()10:30~16:30  アネックス・パル法円坂


○中国四国地区

   630() 10:3017:00 岡山市立岡輝公民館


○九州沖縄地区

   623() 14:0017:00 熊本学園大学

   

詳細は
4月に発行のプログラム(通信202に同封)に掲載。

紀要担当よりお知らせ

紀要は学会の2013年度(2012年9月~2013年8月)より年2号発行となります。

発行と原稿〆切スケジュールは、以下の通りです。

    【第49巻第1号】(2013年1月刊行)
         投稿原稿受付期間:2012年6月1日~6月30日
    
   

    【第49巻第2号】(2013年6月刊行)
       投稿原稿受付期間:2012年12月1日~12月20日

送付方法、送付先等は従来どおりです。

2012年 会長あいさつ

日本社会教育学会  末本誠会長
会長 末本 誠 (神戸大学)

 日本社会教育学会は再来年で、60周年を迎える。人間でいえば還暦である。60年を経て、これからの学会そして社会教育研究は、どのように展開していくのだろうか。

 思えばこの60年間、日本の社会教育研究は教育基本法と社会教育法を基軸に、活動を展開してきた。そして今日、これら法制度的条件の委縮を受けて、社会教育の研究も実践も元気を失っているように見える。

 しかしこれは国際的な動きとは、矛盾する。国際的には前世紀後半に「成人教育」に関する用語が爆発的に増大し(ボーア)、21世紀は成人教育の時代(ドミニセ)ともいわれている。日本での生涯教育や生涯学習の議論は、大きくはこうした世界の流れの一部に位置している。社会教育の出番は、これからなのである。

 政治、経済的な激動の中で、「社会」を冠した社会教育がカバーすべき領域は拡大している。東日本大震災のその後も、福島原発事故による放射能汚染の問題を含め、依然として深刻である。その中で社会教育研究に何ができるのか。創設から60年を経た再生の時期、日本社会教育学会は改めて重い課題を背負っている。

 学会は一つの結社である。結社にはメンバーが集結するための、共通のミッションがなければならない。先に述べた教育基本法を中心とする法規範は、いわばそのようなミッションを代弁する機能を果たしてきた。しかし今日、会員が共有すべきミッションとは何かが、改めて問われている。日本社会教育学会は、この問いに応えようとする人々の集まる場として、この時代における社会教育の役割とは何かを明らかにすべく、原理=実践的な研究に取り組んでいく。

紀要担当からのおしらせ

<紀要担当からのおしらせ>
『日本社会教育学会紀要』第48号(2011年10月締切)は、
当初計画通り2012年6月の刊行を予定しております。

なお、前期理事会が計上していた予算で紀要47号の修正版を
刊行することが総会で承認されたため、年度内の2回刊行に
関しましては、2013年度社会教育学会の年度)からとなります。

このため、2011年12月の紀要原稿締め切りはなくなりました。

現在のところ、第49号(2012年12月発行)について、
2012年の春に原稿締め切りを設定する計画を立てておりますが、
詳細が決まり次第に通信や本HPなどで周知致しますので、
ご確認くださいますようお願い致します。(担当理事)

! 2011年度 六月集会のご案内

2011年度 各六月集会の案内をUPいたしました。
絵文字:マル六月集会(東京)
日時:2011年6月4日(土)13:30~  6月5日(日)09:30~
会場:明治大学 駿河台キャンパス
担当:平川景子(明治大学) 絵文字:メール
  

絵文字:マル各地の研究集会
・東北・北海道研究集会
 日 時:2011年6月11日(土)  6月12日(日)
 会 場:北海道教育大学 函館校
 集会テーマ:「地域再生と生涯教育」
 担 当:宮崎隆志(北海道大学) 絵文字:メール

・東海・北陸地区社会教育研究集会
 日 時:2011年6月18日(土)10:00~16:30
 会 場:名古屋大学教育学部
 集会テーマ:「地域自治・住民自治と社会教育実践(その2)」
 担 当:松田武雄(名古屋大学) 絵文字:メール

・関西研究集会
 日 時:2011年7月2日(土)10:30~16:30
 会 場:神戸大学 梅田インテリジェントラボラトリ
 集会テーマ:「社会教育の公共性を考える(7)―『リテラシー』の再構成」
 担 当:吉田正純(京都大学) 絵文字:メール

・中国・四国地区社会教育研究集会
 日 時:2011年6月25日(土)13:30~17:00
 会 場:広島県立総合体育館 広島グリーンアリーナ 1Fミーティングルーム 
 集会テーマ:「公民館の管理運営の在り方を考える―中国・四国地区における『移管』・『指定管理者制度』・『利用料有料化』を中心に―」
 担 当:吉冨啓一郎(広島女学院大学)
   広島市東区牛田早稲田4-10-20-203 
   TEL&FAX:082-221-7022 携帯:090-6418-5434

九州・沖縄地区六月集会
 日 時:2011年6月25(土)14:00~17:00  6月26日(日)9:30~12:30
      ※6月25日 親睦会 18:30~
 会 場:佐賀大学
 集会テーマ:「子ども・若手支援と社会教育」他
 担 当:上野景三(佐賀大学)  絵文字:メール
       小林平造  絵文字:メール

「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会

若手萌芽研究助成
「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会

 のご案内をUPいたしました。
◎日本社会教育学会 若手萌芽研究助成 
「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」第3回研究会のお知らせ

研究会を以下の要領で開催します。
関心を持つ大勢の学会員の参加を期待いたします。


報告:
桔川純子(日本希望製作所)
「韓国の社会的企業と貧困女性への支援」

常葉-布施美穂(東洋英和女学院大学(非常勤))
「『移住女性が切り拓くエンパワメントの道』を読む:米国のコンシャスネス・レイジングおよび日本の共同学習実践における学習支援との比較の視点から」

野依智子(独立行政法人国立女性教育会館)
「女性の地域活動と経済的自立に関する調査報告」
 
日時:2011年3月18日(金)13時~19日(土)12時
*詳しいスケジュールは、参加ご希望の方に別途ご連絡いたします。
 
場所:独立行政法人 国立女性教育会館(〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728)
*18,19日の2日間にわたってのご参加も歓迎いたします。ご宿泊(1泊シングル1名2,400円、朝食代700円)が必要な方は、3月16日(水)までに下記のお問い合わせ先:河野までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
 
参加費:無料

研究会概要:
 本研究会メンバーは、「社会教育と女性」への関心を基底として毎年ゆるやかなテーマを設定し、日本社会教育学会大会ラウンドテーブルでの研究と会員の交流を継続してきた。2010年度は本学会の若手萌芽研究助成を受け、これまでの経過を踏まえつつ、1)現実社会における貧困問題、「女性と貧困」問題への問題解決が依然として課題であること、2)現代の貧困問題を社会教育の視点からとらえた研究が手薄であり、「当事者」のエンパワメントや、「当事者」と「支援者」との関係性、「支援」と「社会運動」との関係性などに関する教育学の視点からの研究が求められていること、3)貧困問題において女性・ジェンダーの視点からの問題提起が不可欠であること、の3つの問題関心を有する本学会の学会員同士が集まり、各自の研究を報告しあい、議論・研究交流を行っている。
具体的には、これまで日本社会教育学会6月集会(2010年6月5日、於法政大学)および日本社会教育学会第57回研究大会(2010年9月20日、於神戸大学)でのラウンドテーブルの開催や、第1回、第2回研究会(2010年8月24日、2011年2月17日、於東京ボランティア・市民活動センター)を行ってきた。今回の第3回研究会では、上記の3つの報告を中心に、「女性と貧困」に関する社会教育研究の最新動向と可能性について考えていきたい。

 
問い合わせ:河野明日香(筑波大学)

日本社会教育学会 若手萌芽研究助成「『女性と貧困』に関する社会教育研究の可能性」
研究代表者:辻 智子
共同研究者:常葉‐布施美穂、藤田美佳、野依智子、亀口まか、河野明日香

「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」

若手萌芽研究助成
「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」研究会
「子ども・若者の生きづらさとインターネット
   ―リアルな世界とのつながりなしに人は生きられるか―」
のご案内をUPいたしました。


◎日本社会教育学会 若手萌芽研究助成 
「『居場所』を支える基盤(思想・方法・社会環境)に関する研究」研究会のお知らせ

研究会を以下の要領で開催します。
関心を持つ大勢の学会員の参加を期待いたします。


◇「子ども・若者の生きづらさとインターネット
       ―リアルな世界とのつながりなしに人は生きられるか―」
報告:渋井哲也氏
日時:2011年3月11日(金)17:00-20:00ごろ
場所:駒澤大学 駒沢キャンパス7号館2階201教室
 東急田園都市線 駒澤大学駅
参加費:無料
概要:
 インターネット・ケータイサイトでの取材をされてきた渋井氏にサイトの事例をお話いただき、その可能性・効果やバーチャルな世界の限界性の有無についてせまってゆく。
 当日は、行きづらさを感じる若者に対して、その生きづらさを緩和させる手立てとして今後どのようなものがあると考えられるか、リアルな世界に足場をもたない生き方は可能かなどの問いをたてながら、インターネットサイトにおける若者の「居場所」を考えてゆく。

問い合わせ:阿比留久美(横浜国立大学)