プロジェクト研究

プロジェクト研究について

「社会教育実習についての交流会」のご案内(社会教育士特別PJ・社養協合同企画)

 

社会教育主事養成課程 担当教職員のみなさま

日本社会教育学会 社会教育士特別プロジェクト社会教育主事養成課程部会
全国社会教育職員養成研究連絡協議会(社養協)

 

「社会教育実習についての交流会」のご案内

 

2020 年に社会教育士の称号取得が可能になるカリキュラムが始まり、社会教育実習が 1単位必修となりました。すでに実習生を送り出している大学にとっては、実習先・学生・学内各所との間で、課題が見えてきているころではないかと思います。オンラインでの開催を予定しています。社会教育主事養成課程を担当する教職員のみなさんの、現場の声の交流の場としたいと思います。ぜひご参加ください。


1 日時 2023 年 3 月 16 日(土) 10~12 時
2 開催方法 オンライン
(申し込みされた方のメールアドレスに zoom の URL をお知らせします。)
3 内容

①社会教育実習の事例報告

-高知大学・愛知教育大学・北海学園大学・京都女子大学・明治大学―

②ブレイクアウトルームで話し合い
③全体での交流

4 申し込み
下記の URL からお申し込みください。1 つの大学から複数の申し込みが可能です。
https://forms.gle/tZ8CgcHeyiyNBiH58

5 問い合わせ・連絡先
平川景子(明治大学)
日本社会教育学会 社会教育士特別プロジェクト養成課程部会
全国社会教育職員養成研究協議会理事
〒101-8301 千代田区神田駿河台 1-1 明治大学研究棟 524
kei◎meiji.ac.jp (※◎を@に変更) 

 

社会教育士特別プロジェクト研究会 「社会の基盤形成を担う社会教育士に向けて」の開催のお知らせ

日本社会教育学会 関係各位


研究会のお知らせ

社会教育士特別プロジェクトでは、下記の通り研究会を開催いたします。
会員のみなさまのご参加をお待ちしております。

社会教育士特別プロジェクト研究会
「社会の基盤形成を担う社会教育士に向けて」
中央教育審議会生涯学習分科会に設置された社会教育人材部会において、社会教育士の養成とその活用に関する議論が活発に行われていいます。本研究会では、その部会長でもある牧野会員に社会教育士の展望を語っていただきます。
日時:2024年1月24日(水)19時~21時
報告:牧野篤会員(東京大学)
司会:岡幸江(九州大学/社会教育士特別プロジェクト代表)
方法:オンライン(Zoom)

*参加を希望される方は、下記フォームから1月17日までに申し込みをしてください。
追って参加用リンクを送付させていただきます。
https://forms.gle/eM3xP8hfsQX2LzoN7

問い合わせ先:
社会教育士特別プロジェクト事務局
shakyoshi.p◎gmail.com ※◎を@に変更

新プロジェクト研究運営委員の募集

会員各位

新プロジェクト研究運営委員の募集

今年度より、新たに「男女平等・ジェンダー公正をめぐる課題と社会教育の可能性」をテーマとするプロジェクト研究が立ち上がります。広く会員間に開かれた研究を進めていくために、関心のある会員をプロジェクト研究運営委員として公募いたします。プロジェクト運営委員は、プロジェクト研究の推進、六月集会・研究大会・公開研究会の企画・運営などを中心的に担っていただきます。運営委員の選定にあたっては本プロジェクト研究提案者と研究担当理事によって地域、ジェンダー、年齢などのバランスを加味して、理事会に推薦のうえ決定いたします。

本プロジェクトの趣旨を踏まえ、プロジェクト研究運営委員会への参加を希望する会員は、応募要領をご参照のうえ学会事務局までご応募ください。応募結果につきましては、改めて研究担当理事より連絡いたします。

なお、プロジェクト研究運営体制については、新たに「プロジェクト研究運営委員会内規」が作成されました(2023年6月30日)。学会ホームページ上に公開しておりますので、そちらもご参照ください。

 プロジェクト研究運営委員会内規.pdf

●運営委員を公募するプロジェクト研究

 テーマ「男女平等・ジェンダー公正をめぐる課題と社会教育の可能性」

【趣旨】

(1)学問と生活との乖離、そして、そこにおける社会教育(実践・研究)の意義

ジェンダー、フェミニズム、セクシュアリティに関する、あるいはそれらをめぐる学問的な議論の進展と、実際生活におけるジェンダー平等/公正の実現との間には大きな距離があり、実質的な意味での男女平等やジェンダー公正な社会の実現には、依然、課題が山積している。こうした状況に対し、社会教育の実践と研究が果たす役割はむしろ増しているのではないだろうか。なぜなら、それは、概念や理論に裏づけられた理念上の理解や探究と、職場・家庭・社会等における具体的現実(日常的実践)を往復し、他者と対話的・共同的・協働的な関係を紡ぎながら、生活の変化や創造を展望しようとするものだからである。このようなプロセスへの着目を通して学習論・実践論を深化させることは社会教育研究の新たな展開に寄与するものと考える。

(2)現代的状況とそこでの実践をとらえることによる社会教育の新たな展開

1990 年代の展開を踏まえ、2001 年に刊行された本学会年報『ジェンダーと社会教育』は、男女平等にかかわる新たな知やジェンダー概念の提起によって、あらゆる学問が批判的にとらえかえされる中で、市民の実践と学習がそうした動きを促すとともにそこでの研究の深まりと政策の実施が市民の学習をさらに喚起するととらえた。そして、「この螺旋的な関係の総体が、市民の自己教育・相互教育としての社会教育」「新しい概念によって、人々はどのような問題把握と解決に向けた実践を創造してきたのか、その検討が求められている」とした(「まえがき」『ジェンダーと社会教育』東洋館出版社、2001年)。

その後、今日までの約 20 年間、このような意味での社会教育はどのように展開されてきただろうか。

いわゆるバックラッシュ、家族主義・国家主義的な論調、保守化する日本の政治状況の中で打ち出される数々の政策は、男女平等やジェンダー公正の観点からの理解に複雑さをもたらし、「男女平等」「ジェンダー」「フェミニズム」「LGBT」「「セクシュアル・マイノリティ」といったトピックにかかわっては SNS を中心に断片役な言葉がさかんにやりとりされ、亀裂や断絶、差別や憎しみがむしろ増殖させられているように見える。そうした現実の中で、対話の機会や相互的な学習の場はどのように育まれてきただろうか、育まれうるだろうか。あるいは、家族や性愛における「伝統」「標準」の問いなおしに対しては、どのような応答をしてきただろうか、応答しうるだろうか。21 世紀になって広く共有されるようになった、これらの知や概念を軸に置き、それを社会教育の実践・研究とともに検討することが両者にとって求められている。

以上の理由により、男女平等・ジェンダー公正をめぐる課題に即した研究を継続的・共同的に行うことは社会教育の今後の展望に深くかかわるものであり、重要な研究テーマになりうるものと考える。

(「検討課題」「スケジュール(案)」等、詳細はプロジェクト申請書をご参照ください)

 プロジェクト研究提案書(プロジェクト研究申請書).docx

≪応募要領≫

1. メールの表題に「社会教育学会PJ研究運営委員応募」と記載してください。

2. 以下の内容について、メールの本文またはワードファイルを添付でお送りください。

 ・氏名(ふりがな)

 ・所属

 ・連絡先(メールアドレス)

 ・プロジェクトのテーマに関連する研究あるいは実践の業績(1点以上についてタイトル、掲載誌、執筆年)

 ・プロジェクトのテーマに関連する研究関心(400字程度)

3. 応募締め切り  2023年11月30日(木)(必着)

4. 結果の通知   2023年12月24日(日)までに通知します。

5. 応募先 日本社会教育学会事務局 jssace.office◎gmail.com ※◎を@に変更

「社会教育士特別プロジェクト」社会教育主事養成課程部会 研究会のご案内


「社会教育士特別プロジェクト」社会教育主事養成課程部会 研究会のご案内

 社会教育主事養成課程部会では、大学において社会教育主事課程を担当している会員間で情報交換を行いたいと考えています。

履修者は何人?卒業生の進路は?担当教員は?支援論・経営論の内容は?社会教育実習の実施は?事前・事後指導、日誌等は?…などなど、どの大学も手探りで運営している状況ではないでしょうか。

 社会教育主事養成課程を運営するにあたって、横のつながりを作りながら情報交換をしたいと思います。

 大学で社会教育主事養成課程をご担当されている会員を含め、社会教育主事養成についてご関心のある会員のご参加をお待ちしています。

 

日時:10月22日(日) 10:00~12:00

方法:Zoomオンライン

参加申込:参加をご希望の方は下記から登録してください。参加者には後日URLを送付します。

 https://forms.gle/Pq9dAo3M53xNLQLt8

 

プロジェクト研究「障害をめぐる社会教育・生涯学習」第3回公開研究会「障害をめぐる社会教育・生涯学習実践を捉える視点」

日本社会教育学会プロジェクト研究「障害をめぐる社会教育・生涯学習」

第3回公開研究会「障害をめぐる社会教育・生涯学習実践を捉える視点」

 

司会:記伊実香(早稲田大学大学院)・梨本加菜(鎌倉女子大学)

報告1:小林洋司(日本福祉大学)「実践過程に関わる理論構築に向けて」

報告2:松田弥花(広島大学)「実践を成り立たせる条件に関わる理論構築に向けて」

コメンテーター:井口啓太郎(国立市公民館/東洋大学大学院)

 

【日時】2023年8月11日(金・祝)19:00~21:00

【会場】オンライン(参加を申し込まれた方にzoomのURLをお送りします)

【趣旨】

 本プロジェクト研究最終年度にあたり、9月の研究大会では「障害をめぐる分断を超え行く実践論 ~当事者性、支援、そして場の探究~」というテーマで成果報告を兼ねた討議を行う予定となっています。そこで、研究大会の討議の足場となる理論枠組みについて、公開で協議し深めることといたしました。

 本プロジェクト研究は、「当事者・家族・支援者の学び」「マジョリティの学び」「地域・権利・制度」の3つのグループでの討議及びグループを越えた全体討議によって進めてきました。過日の六月集会においては、「障害をめぐる社会教育・生涯学習の理論構築に向けて―プロジェクト研究からの提案」と題して、それぞれのグループから理論枠組みを意識した報告を行いました。その報告をめぐる協議も踏まえ、本公開研究会では、次の2つのテーマに分け、それぞれについて協議の叩き台を提示してもらいます。①障害をめぐる社会教育・生涯学習の実践論として述べることができること、➁社会教育・生涯学習の実践を成り立たせる条件に関わる理論枠組み(背景論)として述べることができること。

 理論構築の過程にある段階で、現象を捉える視点や協議の過程で得られた気づきを言語化したり、論点を総合化したり、あるいは理論枠組みとは何かということに立ち返った議論をしたりなど、多角的な視点から協議することができたらと考えています。

 

【参加お申し込み方法】下記google formsからお申し込みください。

https://forms.gle/KxTvAzoYT1rDkDEc8