プロジェクト研究

プロジェクト研究について

「社会教育研究における方法論の検討」第6回研究会のご案内

「社会教育研究における方法論の検討」第6回研究会のご案内

1.第6回研究会のねらい
 今回は、これまでの社会教育研究方法に関するレヴューの継続として、下記の柱を中心に、社会教育研究における「量的」調査研究の成果と課題とを問うことをねらいとする。


1) 社会教育研究における量的調査研究の概観。
2) 報告者がこれまでかかわってきた量的調査研究の概観(阪大での共同研究、高齢者大学調査など)
3) 社会教育研究における量的調査の重要性:とくに質的データの数量化問題を軸に
4) 量的調査の問題点:その誤用と統計パッケージ問題、質的調査と量的調査の関連、混合法とトライアンギュレーション
5) 他の研究領域における量的調査問題:老年学領域やリハビリテーション領域など
6) 量的調査法のトレーニングの問題
7) 今後の課題と質的調査の問題点:解釈の妥当性、政策担当者などへの提言力、分厚い記述と読まれない可能性、データの代表性など


2.期日
 3月16日(日)13時30分~16時00分


3.会場
 大阪教育大学柏原キャンパスB3棟3階B3-301室(変更の場合あり)
(大阪府柏原市旭丘4-698-1)
 ※立地および交通アクセスについては、下記案内を参照下さい。
http://osaka-kyoiku.ac.jp/
 
近鉄大阪線大阪教育大前駅から徒歩10分
(近鉄鶴嘴から急行で河内国分駅へ、準急または普通に乗り換えて1駅)


4.報告題目および報告者
 「社会教育における量的調査研究の可能性」(仮)
  堀 薫夫(大阪教育大学教養学科生涯教育計画論研究室)

5.連絡
(1) 出欠ご連絡のお願い
 配付資料の準備の都合上、3/13(木)までに出欠を下記松本までお伝え下さい。

(2) 次回以降研究会開催予定 
 第7回研究会は4月以降に首都圏にて開催予定。調整次第、至急通知します。

【問い合わせ先】
 松本大(弘前大学)dai*cc.hirosaki-u.ac.jp(*を@に置き換える)

「社会教育研究における方法論の検討」第5回研究会開催のご案内

1.第5回研究会のねらい
 今次は二本立てのテーマで望みたい。まずはこれまでの社会教育研究方法に関するレヴューの継続として、社会教育実践史研究に踏み込む。社会教育史研究全体の中における実践史研究の位置を整理した上で、特にここでは〈語り〉や〈書かれた〉もの、実践の〈場〉への着目、すなわち「ナラティヴ」の視点を切り口とし、研究史の整理を行いたい。
 次は、9月学会シンポジウムでの議論において浮かび上がった、「ことば」の生成と研究者の「当事者性」をめぐっての議論である。ここでは、学習の〈現場〉と学習者の日常、あるいは実践の〈現場〉と理論とを架橋する「ことば」の重要性、その「ことば」をうみだすプロセスへの研究者(支援者)の関わりが「当事者性」の認識を含め議論された。
 この課題に関して、山形市を拠点に若者支援を行う、NPO「ぷらっとほーむ」共同代表である滝口克典氏より、実践者/研究者としての「当事者性」をふまえた上での報告をいただき、議論を行いたい。氏は実践家であり、かつ大学院修士課程で社会学を学び、エスノグラフィーを用い実践の〈現場〉とそこでの〈学び〉の課程と内実についての研究報告を蓄積してきた。実践と研究の再帰的な統合、およびそこでの氏の「当事者性」は、本プロジェクトにおいても重要な示唆を与えるものと思われる。「ぷらっとほーむ」の詳細および実践については、HP(http://www11.plala.or.jp/plathome/)を参照されたい。また、参考文献等は後日、事前に本ML共有ファイルとして提示する予定である。

2.期日
 12月15日(日)13時00分〜16時30分

3.会場
 山形大学地域教育文化学部1号館 121演習室(山形市小白川町1-4-12)

 ※立地および交通アクセスについては、下記案内を参照下さい。
  http://www.e.yamagata-u.ac.jp/access.html
  
4.報告題目および報告者
 「社会教育実践史研究におけるナラティヴの位相—特にオーラリティに注目して—」(仮)
                            安藤 耕己(山形大学)
 「若者支援の実践/研究をする〈わたくし〉たちがつむぐ〈ことば〉」(仮)
                   滝口 克典(NPOぷらっとほーむ共同代表) 

5.連絡
(1) 出欠ご連絡のお願い
 配付資料の準備の都合上、12/13(水)までに出欠を下記安藤までお伝え下さい。

(2) 次回以降研究会開催予定 
 第6回研究会は3月に関西圏にて開催予定。調整次第、至急通知します。

【問い合わせ先】
 安藤耕己(山形大学)andok*e.yamagata-u.ac.jp(*を@におきかえる)

「アイヌ民族・先住民族をめぐる教育の課題」定例研究会

本社会教育学会 

プロジェクト研究「アイヌ民族・先住民族をめぐる教育の課題」

11回定例研究会開催のお知らせ

 

少数民族懇談会(会長:清水裕二)主催「アイヌ民族文化交流会」と合同で研究会

 

                             

◆期 日  7月27日(土)1200 ~ 7月28日(日)120012日)

        ※28日 午後フィールドワーク〔希望者;白老アイヌ民族博物館〕

◆場 所  苫小牧市生活館(苫小牧市矢代長2丁目1-110144-72-4297

◆内 容  ・カムイノミ   ・討論会(副読本の活用状況=現職教員討論)

        ・夕食会     ・質疑応答         ・交流会

          ・提言(1635体のアイヌ人骨の返還について)

◆参加費   4,500
                (寝袋を持参する方は参加費からマイナス
2100円を引いた値段)

◆申し込み 720日(土)まで

◆連絡先  野元弘幸(日本社会教育学 EZI01434@nifty.ne.jp

      清水裕二(少数民族懇談会 011-382-7556


「社会教育研究における方法論の検討」第4回研究会のご案内

1.日時:201377日 13:0016:30

2.  会場:奈良教育大学 教育実践開発研究センター会議室(一階)(奈良市高畑町) 

JR奈良駅または近鉄奈良駅下車 市内循環バス「高畑町(奈良教育大学)」下車 地図:http://www.nara-edu.ac.jp/CERT/Campus-MAP-cert.JPG 

  地図通用門前がバス停ですが、日曜日は、通用門は閉鎖ですので、正門をご利用下さい。


3.               テーマ

多文化・異文化間研究とインタビュー法―異文化間教育研究におけるインタビュー手法の相互性構築過程と作品化の研究を踏まえて

(1)            「異文化間教育研究とインタビュー法」中島智子(プール学院大学・教授)

(2)            「マイノリティの語りを聞く:『差別と日常の経験社会学』(生活書院2007)でできたこと、言えなかったこと」倉石一郎(東京外国語大学・准教授)

コーディネート:藤田美佳(奈良教育大学)


4.               事前学習資料

(1)            中島智子(2012)「異文化間教育研究とインタビュー法」『異文化間教育』35pp.32-49.

(2)            倉石一郎(2007)『差別と日常の経験社会学』生活書院

(3)            上記が入手できない場合は、下記をご参照下さい

倉石一郎「教育研究におけるインタビュー・データとの「つきあい方」とメタ理論 : 「無知の知」と「先回り型の知」のはざまで」  

Web(pdf)参照(日本教育社会学会)『教育社会学研究』84号(2009) 特集 質的研究の現在 pp.27-48.

http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN0005780X/ISS0000438665_ja.html

 

5.               その他連絡

(1)            出欠ご連絡のお願い
配付資料の準備の都合上、出欠を75(金)までに下記安藤へお伝え下さい。

(2)            次回以降研究会開催予定 

5回研究会は11月に開催予定です。詳細は9月学会終了後、すぐに学会HP上およびメール等で通知いたします。

 

【問い合わせ先】

安藤耕己(山形大学)andoke.yamagata-u.ac.jp(*に@を入れる)

「社会教育研究における方法論の検討」第3回研究会のご案内

1.第3回研究会のねらい

1回、第2回の研究会を通して、社会教育実践分析の方法論、学習論研究における議論の今日までの到達点を確認し、改めて「方法論」を練り上げる意味を考えてきました。そのなかで、①実践者と研究者の共同学習的な実践研究のあり方、②実践研究にかかわる当事者としての「私」の立ち位置を問うていくことが課題としてあげられました。今回の研究会では、これらの課題について、人は誰も自らの人生の学習者、実践者、研究者であるという視点から考えていきます。また、戦後の社会教育が大切にしてきた、話しあうこと、記録すること、省察することの重層的なサイクルのなかで生みだされる実践とともに研究をしていくとき、ナラティブなアプローチにはどのような可能性があるのか、参加者の方々と議論していきます。

 

2.期日

 519日(日)1330分~1630

 

3.会場

 筑波大学東京キャンパス文京校舎118講義室(東京都文京区大塚3-29-1

 

 ※立地および交通アクセスについては、下記案内を参照下さい。

  http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html

  

4.報告題目および報告者

 

 「実践を『書く/語る』ことの意味」 竹淵真由(板橋区立大原社会教育会館)

 

5.連絡

(1) 出欠ご連絡のお願い

 配付資料の準備の都合上、出欠を下記安藤までお伝え下さい。517(金)までにいただければ幸いです。

 

(2) 次回以降研究会開催予定 

 第4回研究会は77日(日)に関西圏もしくは首都圏にて開催予定です。調整次第、すぐに学会HP上およびメール等で通知いたします。

 

【問い合わせ先】

 安藤耕己(山形大学)andoke.yamagata-u.ac.jp(*に@を入れる)